安全帯から『墜落制止用器具』へ
以前より指摘されていた胴ベルト型安全帯による墜落時の身体への影響から作業する方を守るべく法令等が改正され昨年6月に公布、今月2月1日より施行となりました。
詳しくは… 厚生労働省HP 「墜落制止用器具の安全な使用に関するガイドライン」
これにより名称が安全帯から墜落制止用器具に改められ、墜落制止用器具は「フルハーネス型」を使用することが原則となりました。※フルハーネス型の着用者が墜落時に地面に到達するおそれのある場合(建築業では高さ5m以下)は「胴ベルト型(一本つり)」を使用
また、より安全にと新規格が制定され従来の構造規格に基づく安全帯(胴ベルト型・フルハーネス型)を使用できるのは2022(平成34)年1月1日までとなります。
約3年の移行期間が設けられているものの、元請け会社によっては安全対策の為早々に現場入場の基準を新規格に定めていく動きがあるようです。とはいえ今月から販売が開始されたばかりで市場では品薄状態が続いており、現時点でご注文を頂いても3~4ヶ月待ちといった状況です。発売直後の混乱とも見受けられますが、スムーズな移行の為にも余裕を持ってご検討されることをおすすめします。
新規格対応フルハーネス安全帯(墜落制止用器具)
藤井電工
※2019.2.15更新
トーヨーセーフティー
タジマ