マキタ 仕上釘打修理

マキタ 仕上釘打AF502の修理です。

以前よりエア工具の修理も少しずつですが、自社でしていたのですが基本、破損や部品の欠落など見てわかる所の修理でした。今回はエア工具ではよくあるエア漏れです。見るからにパッキンやOリングが破損していればわかりやすいですが少し摩耗している程度ではまだまだわかりません、漏れている箇所付近の消耗品をメーカーさんに相談しながら交換するぐらいしかできませんが、経験を積み重ねていかないとわからない所だと思うので、失敗を繰り返しながら挑戦していきたいと思います。

今回は常圧だったので比較的簡単にできましたが、交換部品はメーカーさんの言われたものを最小限で組付けて完成です。新品と交換部品を比べてもどうかな?ぐらいでいまいちな感じですがエア漏れは直りました。

マキタ 防じんマルノコ修理

マキタ 防じんマルノコKS5200の修理です。

チップソーを固定しているボルトが折れて中に一部が残り外れないとのことで預かりです。少しでも頭が出ていれば簡単に外れるのですが、微妙な所で残っています。ちょっと叩いたぐらいでは動かず、結局はドリルで穴をあけ噛みこむサイズのビスを入れていっしょに回しました。左勝手のマルノコなので逆ネジで締める方に回すと簡単に外れました。

部品代は安く、ほぼサービスみたいなものですが無事完了し、よかったです。

メーカー修理はできません

MAX 釘打機 HN-65N2の修理依頼です。

以前も修理でお預かりしてノーズユニットが破損していて高額修理見積りだったので、自社での修理で完了していたのですが、今回はアームガイドが破損し修理依頼でした。前回のことを忘れていて、うっかりメーカーに修理に出すと当然、高額修理見積りがきました。あまりおすすめの修理ではありませんが、破損している部品のみ取り寄せし修理しました。

ノーズユニットの欠けているところが引っ掛かるため、深さ調整を深くしとかないと使用しにくいのですが、部品交換で完成です。

アフターサービス終了⑥

MAX フィニッシュ TA-35B/SF50MOの修理依頼です。

すでに部品供給は終了し、メーカーでの修理はできない機種だと思われますが、エア漏れし釘が打てないとのことでお預かりしました。自社での確認後、とりあえず進めていくしかないのでバラしていきます。ヘッドの所にあるシールとノズルが破損しているので別の機種の部品を流用しとりあえず組付けてみます。

若干、入れにくい部品はありましたが組付け、動作確認でエア漏れや打ち込みも問題なく完成です。

ここまで交換必要

マキタ 防じんミニサンダ BO4555の修理依頼です。

最近は見せるのも恥ずかしい修理や見せてはいけない?修理ばかりしていましたが、あまり修理することのない防じんサンダの依頼があったので自社での修理です。

預かった時点で本体とパッドが外れている状態で、破損しているところも確認できました。

構造は簡単なのですが、初めてなので一応、営業担当に交換した方がいい部品の手配をお願いしましたが、ここまで必要と思うぐらいの部品が届きましたが、一応全部交換してみました。

組み付けて動作確認し問題なさそうなので完成です。

以前より中途半端に破損している部品だけを交換し安く早くで済ますと、再修理になることも多々あり、最終的にはお客様に迷惑も掛かるので間違いない修理も大事だと思いました。

高額な部品交換

マキタ マルチツール TM51DZの修理です。

刃がすぐに緩むとのことで見積り依頼でしたが高額見積りの為、中止です。

今回も勉強の為に自社デモ機用にするつもりで修理してみます。メーカーさんの見積書を参考にし、クランクハウジングとホルダボルトを注文し、本体をバラしていきます。

交換部品は先端の部品をほぼ交換でレバーやベアリングボックスなどは古い部品をそのまま使い組んでいくのですが、この作業がなかなか部品が外れないし、入らないで手こずりましたが完成しました。

今回の部品代は本体売価の半分以上の金額の為、新品をお客様は購入になり、自社の為に修理してみましたが手間代も入れると新品かなと思う金額でしたが、多少なりとも勉強になりました。

エアコンプレッサ修理に挑戦

MAX エアコンプレッサ AK-HL1250Eの修理です。

メーカーに修理依頼しましたが運転時間も長く高額見積りのため、買い替え下取りでの入庫です。

オーナーさんがいなくなり、いいチャンスです。失敗しても自己責任なので遠慮なく修理できます。症状はいつまでも回り続けエアがたまらないとのことでしたので、シリンダを中心にバラしていきます。

高圧側のリップリングがめくれて切れかかっています。シリンダも摩耗しているので交換です。悪そうな部品だけ交換していったので、エア漏れしては部品を追加し何度も組み直しながら修理を進めていきました。時間と手間はかかりましたが完成しました。

社内で動作確認は何度か行いましたが、実際現場で使ってみないとわからない部分はあります。今度、大工さんに貸し出しし耐久性も確認してみたいと思います。カバーもストックしていた限定色をつけ化粧直ししました。なかなかお客様のコンプレッサは保証もできないので自分ではまだまだ修理できませんが、また機会があれば挑戦していきたいと思います。

スロープ製作

スロープ製作の依頼です。

取引先の工務店より車椅子を押して上がれるようにしたいとの相談があり、外部ということで縞板での製作になりました。

今回は側面も足が引っ掛からないように埋めて移動するときに持てるように穴加工しています。さらに滑らないように滑り止め塗装をしました。ズレ止めと音が出ないように裏側にゴム板も取り付けています。塗装が当社での施工なのでどのくらい耐久性があるかわかりませんが、満足していただきました。

部分修理のメリット

マキタ 釘打機 AN510Hの修理依頼です。

釘の送りができなくて空打ちするとのことでお預かりです。

この機種はよく釘送ピストンが抜けるので、今回もと思いましたがピストンと送りツメを留めているピンが折れていました。部品を手配し組み付けて完成です。

部分修理は破損している部品のみの交換のため、価格的に安価ですることができメリットとなります。しかし、他の部分や破損した本当の原因を確認しなかったりするため、後日、再修理で高額になることもあるのでお互いに了承が必要になりますが、早く安くは、お客様によってはメリットですかねぇ…?

アフターサービス終了⑤

MAX フィニッシュ TA-211の修理依頼です。

すでに部品供給は終わりアフターサービス終了の機械とは思いますが、症状は釘が1/3ぐらい打つと出なくなるとのことで、多分マガジン側の不良であると思い、修理できない可能性もお客様に伝え分解していきます。

マガジン内部にある釘を押すバネが折れていました。いっしょにコンタクトアームオサエを留めているネジの交換も依頼されました。よくなめるネジで現状六角レンチを差しても空回りでした。部品の方は部品供給可能な機械と互換性があり手配でき修理することができました。

問題なければ部品を交換するだけの簡単な修理ですが、今回はネジの交換が一番大変で掴むこともできない六角穴のネジは苦戦しましたが、最後は叩いて回すことができ勉強になりました。新しいネジは四角頭になり六角穴がなめても交換できそうです。