HiKOKI コードレス丸のこ修理

HiKOKI コードレス丸のこC3605DAの修理依頼です。

以前より深さ調整が硬く何度もメーカーにて修理しているが、相変わらず直らない状態が続き今回は自社にて再度点検修理してみました。ボディはメーカーが交換しているので今回は以前うまくいったベベルプレートとリンクをとりあえず交換してみますが、少しは良くなったがOKのレベルではなくリンクがボディに干渉するのは変わってなくベースとリンクの取付箇所も特に異常もなく、リンクを指で持ち上げないと干渉を回避できません。苦肉の策で今回はリンクとベースの取付箇所を斜めに削りリンクが上に上がるようにして、なんとかスムーズに上下するようになりました。

今回は修理方法が間違っていたり、精度の面は…など問題は多々あると思いますが、長い間、不満が解消できなかったお客様には喜んで頂けたのではないかなと思います。

HiKOKI 高圧ねじ打機の修理

HiKOKI 高圧ねじ打機WF4H3(S)の修理です。

HiKOKIの高圧ねじ打機、落下によるエア漏れ修理預かりです。まだ購入後2年も経過してませんが連絡あり引き取りましたが状況は最悪のボディが破損しエアが漏れています。マガジンの破損で交換はよくある修理ですが、今回は運悪くマガジンではなくボディです。メーカーに修理依頼しましたが、消耗品の金額も追加され高額見積りがきました。今回、新型を購入してもらったので、自社修理に変更し、破損前は調子よかったのでボディのみ交換で進めてみましたが、部品の入れ替えが大変なのはわかってのメーカー依頼だったので自社では触ったことのない所までの修理で少し手こずりました。

結果的には、1/4ぐらいの金額で修理は完成し、試し打ちも問題ありませんでした。長い目で見ればオーバーホールも含めたメーカー見積りの方がいいのかもしれませんが、新品購入との予算もあり部分修理でした。

MAX 釘打機修理

MAX 釘打機HN-90N4の修理です。

コンタクトノーズが外れて破損している為、お預かりです。このモデルはノーズがよく外れ、クレーム?になることも多かったのですが、今回はコンタクトアームの所から折れている状態でした。折れた部品を抜いて新品に交換して完成です。

折れるには理由があると思うので、今後、様子見は必要ですがとりあえず試し打ちし問題はなさそうです。

日立 高圧ねじ打機修理

日立 高圧ねじ打機WF4H3の修理です。

日立の高圧ねじ打機のエア漏れでの修理預かりです。トリガーのところからエアが漏れているみたいで部分修理で何とかなりそうなので自社で修理してみます。以前、何台か本体内部の修理も試みたことはあるのですが、あまりうまくいきません。今回は分解図を確認しても部品点数も少なくOリングメインでいけそうなので修理してみました。

ねじ打機自体のトリガーは釘打機ほど難しくないので、無事完了です。コンプレッサに接続しエア漏れチェックし動作確認も問題なく完成です。

日立 卓上スライド丸のこ修理

日立 卓上スライド丸のこC7RSHの修理です。

スライド丸のこではよくある安全カバーが引っ掛かって本体が上下しない症状で、原因のほとんどはリンクに付いているベアリングが硬く回らなくなり引っ掛かり、リンク本体が曲がってしまい安全カバーがうまく上がらず起こる症状です。リンクを叩いてみてもあまりうまく平らにならないので本体交換が手っ取り早いのでリンクを滑らすベアリングと一緒に交換していきます。安全カバーも破損しているので交換したいのですが、すでに部品供給終了で今回はそのまま使用します。

チップソーや安全カバー等を外し、部品交換し完成です。安全カバーは残念ですがスムーズに上下するようになりました。

補助タンク製作

補助タンク製作しました。

最近、コンプレッサの故障も少ない時期なのか、買い替えもあまりなく補助タンク製作の依頼も無かったのですが久しぶりに製作しました。一台は最近のタンクですが、もう一台はかなり古く私は見たことはないコンプレッサでしたが、問題なくできました。多少はエアが漏れているところはあるかもしれませんが二台とも無事納品です。

 

MAX バッテリタッカ修理

MAX バッテリタッカTG-Z4の修理です。

落下によりマガジンの先端よりコンタクトノーズが飛び出した状態での預かりです。以前よりメーカー問わずバッテリタッカはバラすと部品が飛んでいったり、配線をはさんだりし修理はあまりしない方がいいですよとメーカーにおすすめはされませんでしたが、数日前に同じ型でコンタクトアームの変形で預かり試しに少しだけバラしてみるとうまくできたので、今回は自社での修理です。修理自体は部品の交換だけですが、センサーやOリング、配線を破損や紛失しないように元通りに戻すことに注意しながら組付けていきます。

試し打ちし完成です。実際は現場で使用してからの判断にはなりますが、うまくいったのではないでしょうか。他のメーカーは今後、機会があれば試してみたいと思います。

MAX 釘打機修理

MAX 釘打機HN-90N3の修理です。

当社のデモ機で活躍している90釘打機ですが、よく破損して修理預かりする深さ調整ダイヤルの交換です。部品自体は安価ではあるのですが取付はかなり困難でほぼバラさないと取付できません。簡単な方法もあるのかもしれませんが、分かりません!ヘッドとノーズ、マガジンやフックも分解し取付場所にたどり着きます。あとは反対に組み付ければ完成です。

今週は同じ修理を2台もしたので、かなりスムーズにできました。できれば壊れてほしくない部品です。

MAX フィニッシュ修理

MAX フィニッシュ HA-55SF2(D)の修理依頼です。

釘の頭が残るとのことでお預かりです。ピストンが破損している可能性が高いのでバラして確認しましたが、ピストン以外にコンタクトノーズも破損していました。

とりあえず、保証も切れている商品だったし安く修理してほしいとの要望もあり自社で修理しました。作業的にはむずかしくはないのですが、コンタクトノーズの部品にセット交換するコンタクトアームがいっしょになっていたのですが、交換の仕方が分からず無駄にいろいろバラし時間がかかりましたが完成しました。

現行モデルのフィニッシュですが、先端が破損し修理預かりするのを目にすることが多くあります。マンションや2×4の現場で比較的、下地にコンクリートがあったり釘等の鉄がある現場で破損することが多いような気がするので注意が必要です。

MAX フロアタッカ修理

MAX フロアタッカHA-50F1の修理です。

MAXのフロアタッカは釘が詰まって取り除こうとバラしたらバネが飛んで組付けれなくなったとよく聞く話です。結構面倒くさいと聞いていたのでメーカーにバラバラの状態でいつも送っていましたが、今回はピストン交換等の修理後、すぐにこのような状態での預かりで悪いところはなさそうなのでメーカーにコツだけ聞き修理してみました。釘詰まりすると、どうしても前からバラすイメージがありますが、バネが飛んで無くなることもあるし組付けも前からは難しいとのことで、マガジンを外しバネを抜いてから釘詰まりを修理した方が早く確実にできるみたいです。

今回の修理で手順はわかったので、今後は自社で修理していこうと思います。